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恋愛裁判

Love on Trial
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2026 1.23Fri

世界の映画祭に続々正式出品決定 !

齊藤京子 倉悠貴 

仲村悠菜 小川未祐 今村美月 桜ひなの

唐田えりか 津田健次郎

企画・脚本・監督:深田晃司

共同脚本:三谷伸太朗 音楽:agehasprings

製作:市川南 上田太地 共同製作:山口晋 玉井健二 渡辺章仁 エグゼクティブ・プロデューサー:山口晋 臼井央 プロデューサー:阿部瑶子 山野晃 共同プロデューサー:大野敦子(Survivance)
撮影:四宮秀俊 照明:後閑健太 美術:松崎宙人 長谷川功 録音:山本タカアキ ヘアメイク:稲月聖菜 スタイリスト:キクチハナカ 助監督:二宮崇 制作担当:最上勝司 ラインプロデューサー:戸山剛 キャスティングディレクター:杉山麻衣
撮影:四宮秀俊 照明:後閑健太 美術:松崎宙人 長谷川功 録音:山本タカアキ ヘアメイク:稲月聖菜 スタイリスト:キクチハナカ
助監督:二宮崇 制作担当:最上勝司 ラインプロデューサー:戸山剛 キャスティングディレクター:杉山麻衣
編集:シルヴィー・ラジェ VFX:近藤勇一 音響効果:佐々井宏太 音楽プロデューサー: 玉井健二 ミュージックスーパーバイザー:松宮聖也
製作:東宝 共同製作:ノックオンウッド agehasprings ローソン 制作プロダクション:ノックオンウッド TOHOスタジオ 配給:東宝 ⓒ2025「恋愛裁判」製作委員会

Trailer動画

Introductionイントロダクション

カンヌ国際映画祭「カンヌプレミア」部門
正式出品深田晃司監督最新作 !

実際の裁判から生まれた気鋭の問題作が、
観る者の価値観を揺さぶり、前提を疑わせる

日本の現代社会においてアイドルは、時に大きな熱狂を生み出す存在でありながら、その裏側で人間らしい感情をルールで縛られる矛盾を抱えている。本作は、アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める女性が「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、華やかな世界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして自己を取り戻すための闘いを痛切なリアリティで描く。監督は国際的に評価される深田晃司。実際の裁判に着想を得て約10年を費やし、企画・脚本も手掛けた。主演は元・日向坂46の齊藤京子が映画初主演で、アイドルの内面的な葛藤をリアルに体現。深田監督は「齊藤さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかった。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています」と絶賛。共演には倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎ら実力派俳優陣が集結し、作品に深みを与える。

Storyストーリー

アイドルが「恋」をすることは「罪」なのか?

人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止ルール」と、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。その8カ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。

Castsキャスト紹介

  • 齊藤京子Kyoko Saitou

    山岡真衣

    アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター。「恋愛禁止ルール」を破ったことで、所属事務所から訴えられる

    1997年9月5日生まれ、東京都出身。アイドルグループ日向坂46の元メンバー。卒業後は俳優として映画やドラマでの活躍の場を広げている。主な出演作に、映画『#真相をお話しします』(25/豊島圭介監督)、『(LOVE SONG)』(25/チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督)、『教場 Reunion/Requiem』(26/中江功監督)、ドラマ「泥濘の食卓」(23/EX)、「いきなり婚」(25/NTV)、「あやしいパートナー」(25/MBS)、「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)などがある。

  • 倉悠貴Yuki Kura

    間山敬

    偶然再会した真衣と恋に落ちる大道芸人

    1999年12月19日生まれ、大阪府出身。2022年『夏、至るころ』で映画初出演ながら主演を務め、21年連続テレビ小説「おちょやん」で朝ドラ初出演を果たす。主な出演作に、映画『市子』(23/戸田彬弘監督)、『六人の嘘つきな大学生』(24/佐藤祐市監督)、『隣のステラ』(25/松本花奈監督)、『教場 Reunion/Requiem』(26/中江功監督)、ドラマ「SHOGUN 将軍」(24/Disney+)、「ガンニバル シーズン2」(25/Disney+)などがある。

  • 唐田えりかErika Karata

    矢吹早耶

    「ハッピー☆ファンファーレ」のチーフマネージャー

    1997年9月19日生まれ、千葉県出身。2018年、濱口竜介監督作『寝ても覚めても』で映画初主演を飾り、山路ふみ子映画賞で新人女優賞、ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞。日韓両国で活動し、近年の主な出演作に『朝がくるとむなしくなる』(23/石橋夕帆監督)、『ナミビアの砂漠』(24/山中瑤子監督)、『死に損なった男』(25/田中征爾)『Page30』(25/堤幸彦監督)、『海辺へ行く道』(25/横浜聡子)ドラマ『極悪女王』(24/Netflixシリーズ)などがある。

  • 津田健次郎Kenjiro Tuda

    吉田

    「ハッピー☆ファンファーレ」所属事務所の社長

    1971年6月11日生まれ、大阪府出身。声優業、俳優業を中心に、映像監督や作品プロデュースなど幅広く活躍。声優としての主な出演作は、「呪術廻戦」の七海建人役、「ラーメン赤猫」の文蔵役、「ゴールデンカムイ」の尾形百之助役、『ONE PIECE FILM RED』のゴードン役など数多くのヒット作がある。2020年には第15回声優アワード主演男優賞受賞。24年には第53回ベストドレッサー賞芸能部門を受賞。俳優としての近年の主な出演作に、NHK連続テレビ小説『あんぱん』、日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、映画『かくかくしかじか』(25/関和亮監督)、映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(25/吉野耕平監督)などがある。

  • 仲村悠菜Yuna Nakamura

    清水菜々香

    「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー。グループ最年少でメンバーカラーは黄色

    2007年5月29日生まれ、福岡県出身。アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバーとして活動する一方で、俳優としても活動している。主な出演作に、映画『仮面病棟』(20/木村ひさし監督)、ドラマ「浦安鉄筋家族」(20/TX)、「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」(24/MBS)などがある。

  • 小川未祐Miyu Ogawa

    大谷梨紗

    「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー。メンバーカラーは青

    2001年3月25日生まれ、東京都出身。2018年に主演映画『最期の星』(小川紗良監督)でデビュー。主な出演作に映画『よこがお』(19/深田晃司監督)、『海辺の金魚』(21/小川紗良監督)、テレビ東京「痛ぶる恋の、ようなもの」(24)、『とりつくしま』(24/東かおり監督)などがある他、音楽家として25年に2ndアルバム『Tulsi』をリリース。

  • 今村美月Mitsuki Imamura

    三浦美波

    「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーでリーダーを務める。メンバーカラーは緑

    2000年2月19日生まれ、広島県出身。アイドルグループSTU48の元メンバー。卒業後、映像作品や舞台などで表現の幅を広げている。

  • 桜ひなのHinano Sakura

    辻元姫奈

    「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー。メンバーカラーはピンク

    2004年5月6日生まれ、岩手県出身。アイドルグループいぎなり東北産の現役メンバー。映像作品への出演は今回が初となる。

Staffスタッフ紹介

  • 監督:深田晃司

    2010年『歓待』が東京国際映画祭「日本映画・ある視点」作品賞、11年プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀アジア映画賞受賞。13年『ほとりの朔子』が、ナント三大陸映画祭グランプリ&「若い審査員賞」をW受賞。16年『淵に立つ』がカンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞、17年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。18年仏芸術文化勲章「シュバリエ」受勲。その他の監督作に、『さようなら』(15)、『よこがお』(19)、『本気のしるし〈TVドラマ再編集劇場版〉』(20)、『LOVE LIFE』(22)、制作中の新作に『ナギノート』などがある。

  • 脚本:三谷伸太朗

    脚本を務めた映画・ドラマ『本気のしるし』(19~20/深田晃司監督)が第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」に選出され、日本民間放送連盟賞番組部門「テレビドラマ番組」で優秀賞受賞、第3回アジア・コンテンツ・アワードで脚本賞にノミネートされた。その他の作品に、映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』(19/向井宗敏監督)、ドラマ「アイドル失格」(23/BS松竹東急CX系列)、「怖れ」(24/CBC)、舞台「あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト「ガールフレンド(仮)」などがある。

  • 音楽:agehasprings

    総合音楽・文化プロデュースを事業領域とし、数々のヒットを生み出し続けるクリエイティブカンパニー。日本を代表する音楽ヒットメーカーが多数在籍し、YUKI、ゆず、Superfly、中島美嘉、JUJU、back number、米津玄師、いきものがかり、エレファントカシマシ、ポルノグラフィティ、Official髭男dism、あいみょん、Aimer、菅田将暉、幾田りら、緑黄色社会など、第一線で活躍するアーティストや国内外の大ヒット音楽を数多く手がける。これまでに手がけた作品のパッケージ総売上枚数は1億5,000万枚を超え、YouTubeでの総再生回数は200億回以上。

  • 撮影:四宮秀俊

    2001年、大学在学中に映画美学校フィクション・コース第6期初等科に入学。高等科修了後、撮影助手として映画やMVなどの撮影に参加。のちカメラマンとなる。主な映画作に、『Playback』(12/三宅唱監督)、『ミスミソウ』(18/内藤瑛亮監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『ドライブ・マイ・カー』(20/濱口竜介監督)、『違国日記』(24/瀬田なつき監督)、『敵』(25/吉田大八監督)、『ファーストキス1ST KISS』(25/塚原あゆ子監督)などがある。18年には三宅唱監督作『きみの鳥はうたえる』で第73回毎日映画コンクール撮影賞を受賞している。

  • 照明:後閑健太

    東京芸術大学大学院映像研究科を卒業後、主に映画製作の現場に照明助手として従事。
    照明助手として従事したのち、19年から照明技師としての活動を主軸に映像制作に関わる。
    主な映画作に、『泣く子はいねぇが』(20/佐藤快磨監督)、『あのこは貴族』(21/岨手由貴子監督)、『マッチング』(24/内田英治監督)、『水深ゼロメートルから』(24/山下敦弘監督)、『ショウタイムセブン』(25/渡辺一貴監督)、『近畿地方のある場所について』(25/白石晃士監督)、『海辺へ行く道』(25/横浜聡子監督)、『君の顔では泣けない』(25/坂下雄一郎監督)などがある。

  • 録音:山本タカアキ

    録音技師やサウンドデザイナーとして数々の作品に携わる。主な映画作に、『風の電話』(20/諏訪敦彦監督)、『音楽』(20/岩井澤健治監督)、『Arc』(21/石川慶監督)、『窓辺にて』(22/今泉力哉監督)、『さかなのこ』(22/沖田修一監督)、『白鍵と黒鍵の間に』(23/冨永昌敬監督)、『ネムルバカ』(25/阪元裕吾監督)、『夏の砂の上』(25/玉田真也監督)などがある。

Commentsコメント

深田晃司監督コメント(カンヌ国際映画祭出品に際して)

構想から気づけば10年もかかってしまったこの映画を、最高のかたちでお披露目できることを嬉しく思います。ひとつ言えることは、主演の齊藤京子さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかったということです。絵空事でしかなかった脚本に全身全霊で血肉を与えてくれた齊藤さんに心から敬服しています。また、長年に亘りこの企画を信じて導いてくれたプロデューサー陣、現場を支えてくれた最高のスタッフ、キャストには感謝しかありません。ぜひ多くの人にこの映画を楽しんで欲しいです。

齊藤京子コメント山岡真衣(やまおか まい)役(カンヌ国際映画祭出品に際して)

映画「恋愛裁判」が第78回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門に出品されると聞いたときは、本当に夢のようで言葉にできないほど嬉しかったです。
深田監督、スタッフキャストの皆さん、この度は本当におめでとうございます。
この映画をたくさんの国の方々に観ていただけることが楽しみです。
深田監督とご一緒させていただけたことを、心から光栄に思います。

倉悠貴コメント間山敬(まやま けい)役

この作品のオーディションを受ける際、まるで運命のようなものを感じました。
先日、完成した作品を拝見し、自信を持って素晴らしい映画だと確信しています。

現代社会において、この作品を届けることができる意義を深く感じ、全力で取り組ませていただきました。

真衣と敬の恋愛がどのように展開していくのか、その行く末をぜひ見届けてください。

唐田えりかコメント矢吹早耶(やぶき さや)役

大念願の深田晃司組でした。
深田監督とお仕事をすることが、二十歳から私の目標のひとつであり、言葉にしつづけてきました。
オーディションに受かったと聞いたときの喜びは今でも忘れられません。
先日完成した本作を見て、映画があることの意味を改めて感じました。
人生は選択の連続であり、様々な人生の可能性があること、どんな可能性にでもなり得るということ、忘れずにいたいです。
深田組の皆さん、カンヌ国際映画祭出品おめでとうございます。
この挑戦的な意欲作を是非見届けてほしいです。

津田健次郎コメント吉田光一(よしだ こういち)役

世界を舞台に活躍されている深田監督の作品に出演させて頂ける事をとても嬉しく思います。しかも今回はアイドルを題材にした映画です。勿論脚本は読んでいますし、撮影も終わっているのですが、あの深田監督がどんな風にアイドルを描いたのか興味が尽きません。アイドルを描く先に広がる深田ワールド、劇場で観られるのが本当に楽しみです。皆様も楽しみに待っていて下さい。

実際の裁判から生まれた「心」を縛るルールに迫る問題作

1.23FRI

彼女の選択が今、裁かれる―